といっても去年の秋ですが・・
京阪神にはしょっちゅう通っているけど、奈良は京都で乗り換えないといけないのがネックでなかなか行かないねえ。京都での乗り継ぎに時間がかかったりするので、神戸に行くよりも時間かかったりして。
本題に戻って、自分のブログを通しで見ている人はほとんどいないと思うが、大学キャンパスを巡るのが結構好きで、本ブログでも、同志社大、京大、関西学院大、神戸女学院大の4キャンパスを紹介しているが、今回は奈良女である。まあ、奈良女に行こうと思っていったわけではなく、奈良女の前を歩いていたら、たまたま学園祭の時期だったので、入ってみただけなんだけど。
京都駅で近鉄に乗り換えて奈良へ。奈良駅前広場はなかなか趣がある。三宮にあるパイ山公園(もうありませんが)の奈良版といったところか。
奈良駅から北の界隈に奈良女子大がある。ぱっと見「ひがしむききた」というのは意味不明だが、地名が「東向北町」なのでこれで正しい。
沿道には、古い町家をリノベーションした雑貨屋やカフェなどが点在している。
金沢の新竪町や、ロケーションは異なるが、神戸の乙仲通りのような場所である。
昨年は、バイト君の紹介で福井工業大の学園祭で将棋を指したが、学園祭って結構久しぶりのような気がする。奈良女といえば、前の職場の同僚で1名いたのだが、とにかく気の強い娘で、1言ったら10になって帰ってくる、そんな子やったなー(頭はよかった)。ある日その子が結婚することになり、独身の自分に向かって一言「お先に失礼します」とのたまったのは一生忘れることはないでしょう(苦笑)。
正面にあるのが旧本館で、重要文化財に指定されている。この日は特別公開されていたので入ってみた。ハーフティンバー様式という、北欧に見られるような柱や梁などの木の部分を外に出す木構造が特徴である。
明治42年(1909)に建てられたということで、100年以上昔の建物とのことだが、平成26年から27年にかけて内壁・外壁・床など大規模な改修工事を行ったとのことで、新築同様のきれいな状態となっていた。
なんともレトロな大時計。
階段にも絨毯が敷かれていて、上品な雰囲気を醸し出している。
圧巻なのは2階の講堂。これぞ女学校といった雰囲気。天井も簡素にして上品。国立師範として設立されているが、講堂だけ見るとカトリック系のキャンパスにも見える。奥でピアノを弾いている人もいた。
奈良女子大には住環境学科という学科があり(要は建築学科)、その学生が、奈良女の学生寮建て替え案について模型をつくって展示中だった。
見てみると、建物の外観というよりも、間取りについていろいろ研究しているようだ。メゾネットタイプの部屋をいくつか並べてあって、コモンスペースというか、中庭でもくつろげるような空間構成を提案しているようだ。屋外にシカがいるのがgood。建築の仕事は夢があるので頑張ってほしい。
本館を出ると、奥の広場にステージがあっていろいろ催しが繰り広げられていた。
自分みたく観光客も多いと思うが、人多過ぎ。
せっかくなので出店でラーメンを購入して食べる。もやしに火が通っておらず、とても食えたものではなかったが、女の子が清楚でかわいかったので許すことにした。模擬店で女の子と話した限りでは、関西と云うよりは地方から頭のいい純朴な女子が集まっているような感じがしたが、実際どうなんだろう。
まあでも、女子大の雰囲気と学園祭の雰囲気が味わえただけでも奈良に来た甲斐があった。
追記:大学キャンパスについては、早稲田大学と都留文科大学にも行っていたみたい、自分で作って忘れているという・・